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歯科・歯科口腔外科
どいがみ歯科医院
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先日釧路のMさん宅で上杉春雄さんのゴールドベルグ変奏曲を聴いてきました。演奏は当然すばらしいのですが演奏前のバッハの総説とゴールドベルグについての解説はとても興味深いものでした。ベートーベンのピアノソナタ30番の3楽章の変奏がバッハのゴールドベルグとよく似ているところを実際に演奏してもらい本当に面白かったです。この曲との出会いは大学時代にグレングールド2度目の録音が話題となりレコードを購入した時にさかのぼります。グールドはかなり変わったピアニストで椅子の高さが気になり本番中に延々と調整して顰蹙をかったとか、コンサートは死んだといって引退しその後はひたすらレコードの録音だけを行いました。彼のデビューアルバムもこのゴールドベルグでしたが繰り返しなしで猛スピードで演奏して世界をおどろかせました。亡くなる直前の2度目の録音は逆にゆったりした部分が多く見られます。鼻歌やうなり声などがかなりはっきり聞こえてオカルトレコードとも言われコンパで聴いては笑ってました。名曲探偵アマデウスでも取り上げられてましたが初めと最後のアリアを除くと30の変奏があり、3の倍数ごとにカノンがありしかもその音程が2度、3度と変わっていく極めて高度な作曲法は本当に凄いとしか言いようがありません。また32小節の変奏曲が32集まっている数学的なゴールドベルグはいろんな意味でバッハの代表作なのです。